カーボネーター

前回の続き…またiPhoneネタじゃありません。
飲み屋とかによく置いてある生ビールの樽。その近くに緑色をしたボンベが置いてあるのを見たことがある方もいると思います。あれは液化炭酸ガスのボンベで5キログラム入っています。緑色をしたボンベと言うところから、通称「ミドボン」と呼ばれています。

ミドボン
ビールの原液?に炭酸を充填することで生ビールにしているわけですね。この充填することを「カーボネーション」と言うそうです。
じゃあ、このミドボンを使って水にカーボネーションすればいいじゃん。ってことでこのカーボネーターを思いつきました。
ミドボンに減圧用のレギュレータを取り付け、耐圧ホースを経由してソーダサイフォンのアダプターに繋ぎます。
レギュレーターはビール用のもので0.38Mpaという圧力まで減圧できます。これでカートリッジ不要。
サイフォンの逆止弁は0.1Mpaという圧力で解放されるようなのでちゃんと充填できました。
因みに8グラムカートリッジは6Mpaという減圧されていない状態で一気に充填してしまうようですね。
容器の耐圧が1Mpaと明記されていましたが、8グラムの充填ではそこまで圧力が高くならないので大丈夫と言うことなのでしょうね。
因みにオフィシャルではカートリッジを2本以上使わないでください。と明記してあります。お試しになる方は自己責任で。
これでコストパフォーマンスが良くなったと思いきや、使っていると、これ1本では足りなくなってしまったのです。と言うのも、水に炭酸をカーボネーションする際、水が冷えていないと溶け込みにくいという性質があるからなのです。もう1つサイフォンとアダプターを買うのもなぁ~と言う事で、コーラのペットボトルに逆止弁を付けてサイフォンそのものを作れないかと……
この逆止弁の事を「チェックバルブ」と呼ぶそうです。

本当webには様々な物がありますね。チョット無理かなと思いながら探していたら、ありました。
空気圧機器配管部品。なんと小売りまでしてくれます。
チェックバルブにも色々あり、常に一定方向にしか流れない物、ホースを付けているときだけ両方向に流れ、ホースを外すと止まる物、どうやったらいいものか色々試行錯誤が続きました。
ペットボトルカーボネーター
で、出来上がりはこんな感じ。
左が常に一定方向にしが流れないチェックバルブ。
真ん中がストップフィッテングと言われる、ホースが付いているときだけ両方向に流れるもの。
右はチューブフィッテングと言われる、常に両方向に流れる物。これの内部に別バーツのチェックバルブを仕込んで、左と同じ役目をするようにした物。
他にも2,3試しましたが、現状はこれに落ち着いています。
左が一番実用的ですね。
炭酸システム

水を入れ冷蔵庫で冷やした後、ミドボンに繋いで、炭酸を充填。
充填しながらペットボトルを振ると炭酸が水に溶け込んでいきます。私は約1分位振っているかな。この充填具合で炭酸の濃さが変わります。市販では味わえない劇炭酸を作る事も出来ます。これが結構填るのです。
このチェックバルブは0.01Mpaというとても低い圧力で解放されるようなので上記サイフォンのアダプターより充填圧力が高く保てるのか濃いめの炭酸が出来上がります。

毎晩風呂上がりにビール…の代わりに強炭酸。ブハァ~くぅーって感じです。
よく炭酸は歯が溶けるとか体に悪いと言われますが、アレは炭酸が悪いのではなく、炭酸飲料(ジュース)の糖分が多いからいけない、と言うところからきているようです。炭酸は甘味が感じにくい様で、その分通常のジュースより甘くしないと甘味を感じないんですね。気の抜けたコーラがやたらと甘く感じるのもこのせいでしょう。
逆に炭酸自体は体に良いらしいです。

基本そのまま飲むのですが、やはり色々とバリエーションを楽しみたいもので、カクテルマジックとかフルーツエードとか呼ばれる各種原液を混ぜるて色々なドリンクも楽しめます。
カクテルマジック
水の代わりにお酒や100%ジュース、果ては牛乳まで…色々炭酸を充填して楽しむこともできます。変わり種としてはパイナップルを固体のまま炭酸を充填。これが思いの外とても美味かったです。商売できそうw
ただ、ペットボトルでは口が小さくて、これを楽しむにはエスプーマというまたチョット違ったサイフォンが必要になってしまいます。基本構造はほぼ同じで口が広いだけなんですけどね。
基本、酸味が付いて美味しくなる物であればいけるかもしれません。炭【酸】と言う位ですから、ある程度充填が過ぎると酸味を感じるようになります。
色々試していて気がつきましたが、100%ジュースや牛乳など濃度の高い物には溶け込みにくいようです。

※この記事で興味を持たれた方。お約束毎ですが、作成する場合は自己責任にてお願いします。
炭酸飲料のペットボトルの耐圧は「ペットボトルロケット」などの資料から0.8Mpaと類推し、この程度の圧力では問題ないと判断し、私は作成しています。作成使用してから既に半年以上経ちますが、問題無く使えています。
ペットボトルを使う場合は必ず【炭酸用】の物をお使いください。普通のペットボトルだと簡単に破裂し危険です。

Posted by 2009年2月23日 14 comments Category: 炭酸

14 comments on カーボネーター:

  1. むぎお 2009年5月16日 2:34 AM

    はじめまして

    グーグル検索より参りました

    確実かつ安価にカーボネーション出来ないかと思い、iPhoneケース@DIYさんのページに辿りつく事が出来て感心しております。

    一つ質問ですが、お使いになられたチェックバルブはどちらの製品でしょうか?

    是非、作成してハイボールやサワーを味わいたいと思います。

  2. 2424 2009年5月16日 2:45 PM

    むぎおさん、こんにちは。
    お立ち寄りありがとうございます。
    仕事に追われ二ヶ月間放置の管理人です。

    色々と使ってみましたが、お勧めは、
    piscoというメーカのチェックバルブですね。
    http://www.pisco-s-net.co.jp/
    ここで小売りもしてくれます。
    私が使っているのはCVC8-01Bという型番の物。
    必ず「雄ねじ側出力」の物を選んで下さいね。
    ホースの太さはお好みです。(因みに私は8mm)自分のシステムに合わせて下さい。
    ここで注意点を1つ。空圧部品の為、ネジの部分が「ガス規格」のネジ系になっています。このチェックバルブの場合はR1/8。ガス規格のナットはなかなか無いので、私は異型ニップルというR1/8とR1/4を繋ぐジョイントをホームセンターで見つけて使っています。
    また、ペットボトルは必ず炭酸飲料の物を使って下さい。
    そろそろ1年位経ちますが、快適な炭酸ライフです。劇炭酸を味わったら市販の炭酸には戻れませんw

  3. つよし 2009年8月25日 1:52 PM

    はじめまして
    希少な情報を、有難う御座います!

    CVC8-01Bについて、ちょっと質問させてください。
    検索してみたところ、R1/8はネジがテーパーになっているようですが?
              ↓
    http://greens.mizukusa.shop-pro.jp/?eid=42779

    この場合ペットボトルのキャップに穴を開けて挟み込むには特殊なOリングが必要でしょうか?

    また異型ニップルは、インターネットでは購入できないでしょうか?
    検索してみたのですが、適切なところが見つかりません。

  4. 2424 2009年8月25日 7:29 PM

    つよしさん、はじめまして。
    Oリングは普通の水道用のやつを使っています。経験上丸より平べったい方が漏れなさそうです。キャップを挟んで両方に付けています。
    異型ニップル。私は運良くホームセンターにありました。R1/8R1/4異型ニップル、若しくはブッシングでググると出てくるかと思います。真鍮製だったので水道用に使うシールテープを巻いています(コストパフォーマンスの写真参照)。ステンか樹脂の奴があれば良いんですけどねぇ。因みに最近樹脂製のCVPC8-01Bが出たようなのでコストが約半分で済みます。
    ミリネジのやつもあるのですが長さが短すぎるので避けています。

  5. 2424 2009年8月25日 7:42 PM

    【↑補足】コメントを書いてから「特殊なOリング」という言葉が引っかかっていました。テーパーの分浮くことを懸念してですね? キャップ表にはぎりぎりでねじ込むのでテーパーにより浮くことはありません。ただ、漏れを防ぐという意味合いでoリングを使っています。キャップ裏にもOリングを使う事でテーパーによる浮きは無くなります。まぁ私が使ったニップルの場合って言った方が良いかもしれません。
    こういう事をお聞きしたかったのかと思い補足しておきます。

  6. 2424 2009年8月25日 8:15 PM

    【補足2】
    http://item.rakuten.co.jp/kankokizai/bus-0402/
    このサイトは使ったことないし、実物を確認していませんけど、
    これなんかどうでしょうね。物によっては6角の部分がキャップ内に収まらず、削る羽目になることもありますので、あしからず。
    因みにRがテーパーオネジ Rcがテーパーメネジの事です。昔はPTと言っていました。ガスネジは色々とやっかいです(´Д`)

  7. 2424 2009年8月25日 9:09 PM

    【補足3】
    今確認したらPISCOにブッシュありました(´Д`)作成当時は無かったはずだけどなぁ。PF02-01私の規格なら、これでokと思います。
    因みに異型を使っているのはR1/4の口に8mmのホースを付けるためです(コストパフォーマンス記事の写真参照)。

  8. 2424 2010年9月4日 12:55 PM

    Twitterからありがとう。
    2年になりますが常用です。強炭酸ぶち込めるのでお勧めですw

  9. ひろしです 2010年12月21日 10:41 PM

    申し訳有りません、ひとつお尋ねしたいのですが、もしかして”みどぼん”から伸びているスパイラルチューブの末端は、通常ではチューブそのままなのでしょうか?
     それともなにか特殊なカプラーになっているのでしょうか?
    私がペットボトルキャップに取り付けを画策している PISCO CVPC6-01 とかを見てみるとチューブがそのまま取り付け可能に見えます。なおかつ簡単に取り外せるとか(取り外せないのでしょうか)?
     ワンタッチカプラーを探していますが不要でしょうか?

  10. 2424 2010年12月21日 11:33 PM

    ひろしさん。こんばんは。
    はい、ホースのままです。
    CVPC6-01Bはワンタッチ継手なので、そのままホースを脱着出来ます。
    ただ、爪を引っかけているので何度も脱着するとホース側に若干傷が付きます。
    それが嫌な場合は、延長レジューサーを使うのもいいかもしれません。
    http://mizukusa.shop-pro.jp/?pid=3389564
    6mmか8mmかは好みです。
    私は気にしませんし、そのまま2年以上使っていますが、全く問題無く使えています。
    カプラーは重く大きくなるだけなので、私は使っていません。これも好みですね。

    また継手をペットキャップに付ける時、裏はコレがお勧めです。
    http://mizukusa.shop-pro.jp/?pid=6467393
    真鍮のブッシュだとすぐに腐食してしまいます。

    piscoの製品は直接piscoから買った方が安いと思いますよ。1個からでも送料無料ですから。
    http://www.pisco-s-net.co.jp/

    今から全てのパーツをそろえるなら、グリーンズさんがお勧めです。多分一式全部そろえられると思います。
    http://mizukusa.shop-pro.jp/

    高圧の物を使うので、使い方を誤ると大変危険です。
    お約束事ですが、作成は自己責任の元お願いします。

  11. intoTheFire 2012年9月21日 4:46 PM

    2424さん、はじめまして。

    初歩的な質問ですみません。

    ペットキャップの外側はチェックバルブ(CVPC6-01B)と平ペったい水道のOリングという事は分かりました(6mmチューブの場合。ですよね?)。
    ペットの内側が今一つわかりません。なんで異型ニップル使って8mmチューブをつないでいるのでしょうか?また、真鍮製だと腐食が激しいという事でお値段ははりますが、SUS316なら大乗でしょうか?

    PISCOの商品だとSSC6-01+平ペったい水道のOリングを内側にして6mmのウレタンチューブでは、何か不都合が生じるのでしょうか?

  12. 2424 2012年9月21日 6:52 PM

    intoTheFireさん。こんにちは。
    当然の疑問ですね。
    既に解決済みではあるのですが、怠慢により更新記事を書いておりませんでした(汗
    当時は合致するものが無く代用として異型ニップルを使っておりました。

    SSC6-01はチェックバルブじゃないですよね?裏は何で止めるのでしょう?
    チェックバルブじゃないと意味ありませんよ?
    また、ステンシリーズは加工が必要な際に困難なので、私は敬遠してしまいます。

    1つ上のコメントにもリンクを張ってありますが、今はプラスチック継手のキャップがあります。
    これに穴をあけて使うのがベストと思います。腐食の心配が無くなります。
    現在では私はこれに穴をあけて8mmのチューブを繋げて使っています。
    CVPC6-01B(チューブ径6mm)でも、CVPC8-01B(8mm)でもねじ径はR1/8ですので問題ありません。

    >なぜ内側にチューブを繋いでいるのか?
    はい。必須じゃありませんw
    じゃあ、何故繋いでいるのか……それは充填を目視で確認出来るからです。
    今となっては音でも確認出来ますし、どの位振ればいいか経験で分かるのですが、
    当初はレギュレータのバルブを開けるのにもビビリまくり、バスタオルにぐるぐる巻きにして試したりもしていました。
    慣れてくると、どの程度まで充填されているんだろう?という疑問から、チューブを刺せばブクブクが見えるじゃん。
    ってことでこうなったのです。またチューブがあることでチェックバルブに直接液体がつかないという利点があります。
    こっちの方が重要かも。必ずしも水だけじゃ無かったですからね…当時は。

    もう3年も経つのかぁ~
    いまだ現役でシャカシャカやってます。
    ミドボンがまたカラになりそうなので、また頼まないと……

    高圧の物を使うので、使い方を誤ると大変危険です。
    お約束事ですが、作成は自己責任の元お願いします。

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  14. ペットボトル用カーボネーターの構成を考える 〜ミドボンで炭酸水 その2 : トイレのうず/ぼやき

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